塾経営を通じて辿り着いた、教育と経営についての考え方をまとめたマニフェスト。 迷ったとき、新しい挑戦を前にしたとき、ここに立ち返る。
マニフェストは、宣言だ。
日々の判断に迷ったとき、新しい挑戦を前にして立ちすくんだとき、 どこに立ち返ればいいのか—— そのための「自分への約束」として、ここに10の考え方を残しておく。
塾経営者として、NPO代表として、相談員として、著者として—— 複数の役割を持って活動するなかで、 すべての判断の根っこにあるのは、結局この10の考え方に集約されている。
これが、すべての出発点。これさえ守れていれば、道は逸れない。
会社の利益は、目的ではなく結果である。 生徒が伸び、人生が拓けることが先で、利益はそのあとからついてくる。 順序を間違えない。これがEIMEIの根本にある考え方。
教えるばかりでは、生徒は受け身になる。 自分で考え、自分で動く力を育てなければ、 塾を出た瞬間に止まってしまう。 教えすぎないこともまた、教育である。
子どもたちには貧困・不登校・いじめなど、 受験では解決できない問題が無数にある。 合格だけを追い続ける塾では、本当の意味で人生に伴走できない。 「人」と向き合う覚悟を持つ。
自分自身がそうだったから、これは譲れない。 学費の壁、家庭環境の壁、地域の壁—— 越えられる壁は、地域と人で越えられる。 奨学金・NPO・相談員として、その仕組みを作り続ける。
自分は確かに貧しかったが、人や地域には恵まれていた。 地域の方とのふとした会話で、進学が叶った。 その恩を、今度は次の世代へ送る。 『恩送り』は、活動の軸そのもの。
自分のためじゃない。 卒業生が「先生になりたい」と戻ってくる場所として、 自分の貯金を差し出してくれた社員のためにも、 立ち止まれない。事業規模は責任の表れ。
先生に依存する生徒は、塾を出た瞬間に成長が止まる。 先生の役割は、生徒を引き上げることではなく、 生徒が自分で立ち上がる力を育てること。 「自学自伸」はそのための合言葉。
問題を抱えるケースは、自ら視野を狭めている傾向がある。 答えを与えるのではなく、選択肢を見せ、伴走する。 「人生どうにかなるんだ、どうにかするんだ」 という気持ちを育みたい。
塾経営アドバイザリー「withEIMEI」も、 上から指示を出すコンサルではない。 一緒に悩み、議論し、行動する。 距離感の近さが、本当の意味で経営者を支える。
23校舎まで成長しても、原点は1校舎の頃にある。 塾長が「お金は気にしないでいい、塾にいろ」と言ってくれた、 あの瞬間から始まった。 個人塾の温度感を、組織の中で守り続ける。